NULLSECの喧騒

FIDDLER’S EDGE (*1): NULLSEC の喧騒

(原文は こちら )

注釈: この記事は元々 5/9 にポストされたものだ。したがって、この記事の内容は少々古い、つまり突如起こった HBC の崩壊についてのものだ。最もおどろくべきことは、Raiden に対して攻勢にでるという、Goonswarm の決定だ。彼らは慎重に事を進めている。メタゲーム(*2)も同時に始まっているとおもわれる。
彼らがこれまでと同様に行動するとするなら、彼らが本格的な侵略を開始するのかどうかは、Raiden を孤立させられるかどうかにかかっている。

 

Test の脱退後、HBC は崩壊を続けており、HBC という名前を維持できるだけの数も結束力も残ってはいない。HBC は事実上おしまいだ。Coalition からの脱退を公式に表明していないいくつかのアライアンスの中でさえ、それがコンセンサスになっている。HBCにとって代わり、そこにはたくさんのアライアンスがある。
HBCのルールを守ることを強制されることにうんざりしたいくつかのアライアンスは、coalition に所属しないと決めた。しかしながらほとんどのアライアンスは、ゆるく連携するアライアンス、という形に再編成しようとしているようだ。中央集権化された命令系統や運営体制を持った、いままでのような coalition ではない、というのが方針のようだ。この新しいアライアンス郡は、少なくとも今のところは、”自由に生きるさもなくば死ぬ” というやり方だ。

“Test Alliance Please Ignore” の Booda はたぶん Raiden と blue であり続けることはできないだろう。噂では、Raiden では、HBC を脱退した一方で管理体制に変更があり、Test との長期的な NAP (*3) を続けることはない、ということらしい。今のところ、これはあくまでも噂だと言っておこう。理由については ‘他の興味深い話のため’ という以外にはわかっていない。きっと、彼らはより魅力的なオファーをもらったのだろう。

これらの動向により最も得をするのが ClusterFuck Coalition (CFC) だ。HBC の崩壊により、 CFC は一息つくことができ、自分たちにとっての脅威はもはや nullsec には存在しないと考えているだろう。CFC は旧 HBC のアライアンス達が彼ら同士で争い CFC, PL の支配宙域以外で争うと考えているだろう。(*4)
彼らがお互いにやりあっている間、CFC の上層部は、特定の部隊を他と戦わせることを楽しむだろう。これこそが CFC の上層部が好むやり方だ。CFC は(それらの戦闘に)時々干渉するだろうが、CFC にリスクは無いだろう。

CFC の PL (CFC に対する最後の脅威になり得る) に対する動きでいくつかのうわさ話がある。私の予想では、今のところ CFC が PL に対して何らかの行動を起こすことはない。ただ、CFC 上層部の反PL的感情が、状況を変える可能性はある。しかしながら、CFC上層部は、自分たちがうまくいっている時に、 final Jeopardy に家を賭けるようなタイプではない。(*5)

HBCに気兼ねする必要がなくなったいくつかのアライアンスが CFC の支配宙域内で問題を起こす可能性は常にあるが、CFCの上層部はそういったことが起こる可能性は低く、万一そういう自体になっても部隊を派遣して解決することは簡単だと考えているようだ。脅威となるようなことが起きてもすぐに発見され、制圧されると考えているようだ。元HBCのアライアンス達の誰も、CFCの怒りを買うようなことはもちろん、注意を引くようなことも、彼ら(旧HBC所属のアライアンス達)が再度 HBC のような勢力になるんじゃないかという懸念をもたせることもしたくないだろう。

CFC にとっての悪い点は、HBC の崩壊が様々なうわさ話を作り出し、 nullsec における情報の流れに関する不確定要素が急増したことだ。これにより、CFC にとって、nullsec の情勢を予測したりコントロールしたりすることがより難しくなるだろう。CFC の領土に対する予期せぬ侵略や状況の不安定さは彼らの Odessey 後の計画、すなわち high sec から独立した経済システム(組織)を作ること、にとっていいことではない。
統制のとれた、管理可能な HBC という存在がなくなったことにより、高付加価値のnullsec商品(アイテム)や資源の値段をコントロールするためのカルテルの構築をより難しくさせるだろう。

- Mord Fiddle

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というわけで、Eve News 24 にあった Null 関する記事を訳してみました。今回の記事に使われている英語の言い回しが非常に難しく、誤訳やこなれていない訳があるかもしれません。もしそのような点があれば、ご指摘いただけますと幸いです。修正させていただきます。

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  • (*1) あえて訳していませんが、”FIDDLER(この記事の著者) の切り口” とか “FIDDLER の目” といった意味の、コラムのタイトルのようなものと思います。
  • (*2) ゲーム外の駆け引きや戦略のこと。出典: http://dic.nicovideo.jp/a/メタゲーム
  • (*3) Non-Aggression Pact, 要するに blue standing でいること。
  • (*4) 原文に thunder-dome という表現があります。映画マッドマックスから来ていると思いますが、要するに闘技場を指すと思われます。よって、戦場と解釈でき、ここでは単に “争う” と訳してます。
  • (*5) ここの訳は正直あまり自信がないです。”final Jeopardy” というのはアメリカのクイズ番組 “Jeopardy!” の最終問題のことを指しているものと思われます。この最終問題に賭け金をかけ、正解するとその分が加算され、不正解だと賭け金が没収されるみたいです。要するここで言いたいのは、”そんなリスキーなことをするタイプではない”、と言いたいのだと思います。
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