Z9PP-H ノードがクラッシュ
Eve News 24 より – Fountain 大戦 – Z9PP-H ノードがクラッシュ
By Poetic Stanziel | Jul 5th 2013 3:22PM
(原文はこちら)

 

みんなすでに知っていると思うけど、今日 Fountain の Z9PP-H にて非常に大規模な戦闘があった。これに関しては、Twitter、各種フォーラム等いたるところに情報がある。この戦闘は、約6時間にわたり少しづつ拡大し続け、ある時点ではシステム内に 2200 人のパイロットが集まっていた。

僕がこの戦闘に気づいた時、すでに戦闘開始から4時間が経過していた。僕は、この戦闘はきっともう長くは続かないだろうと考えていた。戦場は B-DBYQ から 3 jump の距離だったので、戦闘に参加するのは難しいだろうと思った。ゲートキャンプの洗礼を受けるだろうし、10% の TiDi(*1) もあった。だから、僕はしばらくの間 Mad Ani の Twitch 配信を見ていたんだ。 彼の配信には、ある時点で 5000 もの視聴者がいて、Twitch のメインページに載っていた。

Z9PP-H の戦闘は、ゲームの垣根を超えて噂が広められていた。その戦闘は Asakai 会戦レベルのイベントだったし、CCP や EVE Online に対していい意味での注目を集めていた。

配信を見始めてから約45分後、僕は戦闘に参加してみようと決めた。ゲームにログインする前、無傷で戦場に到達するための最良の手段は Stealth Bomber で行くことだと考えた。Torpedo 装備の bomber で行こう。もし、生きて戦場に着くことができれば、この bomber はなかなかのダメージを敵に与えることができる。それから、ゲームにログインした。でも、どうやって Z9PP に到達するか、心配する必要はなかった。ちょうど増援艦隊のフォームアップが行われているところだったから。僕は Megathron に乗り込み、出発を待った。

Jump Bridge を使うために Titan の前に集結していたとき、Z9PP のノードがクラッシュしたというニュースが入ってきた。その時に僕がツイートしたのが、以下のものだ

Z9PP がクラッシュ。

僕はたくさんのパイロットが Z9PP に集まったことによる高負荷が原因でノードがクラッシュしたと考えた。Z9PP のサーバー処理能力は増強されていなかった。この類の戦闘は生き物のようなものなので、いつ起こるのか予想することはできない。したがって、サーバー処理能力の増強を依頼する(*2)ことは、基本的に博打だ。いくつものタイマーに関連するイベントが毎日起きている。ほとんどの場合は、小規模の戦闘が起きるだけだ。そもそも戦闘がまったく起こらない場合もある。サーバの増強が必要かどうかなんて分かりっこないし、誰も不要なリクエストを出したくはない。

この戦闘を見守っていた CCP は Z9PP の処理能力を増強することを決めた。残念ながら、彼らは、Twitter 上で自ら認めているように、へまをしでかした。

人為的なミスだ。フォーラムに専用のスレッドがすぐに立つ。本当に申し訳ない。

僕はすごく勇気ある告白だと思った。CCP は何も言わないで、プレイヤーのみんなに、高負荷のためにノードがクラッシュしたと思わせることだってできたはずなんだ。でも、そうするのではなく、すぐにミスを認めた。僕は彼らを擁護するツイートをした。

僕は、人為的ミスを認めた CCP を評価するよ。彼らは何も言わずに、プレイヤーに高負荷のためにノードがクラッシュしたと思わせることだったできたんだ。

状況が明らかになるにつれ、CCP は何も言わずに、プレイヤーに高負荷によるクラッシュだと思わせることはできなかったのだとわかった。
Z9PP にいたプレイヤーのゲームスクリーンに表示されたサーバーからのメッセージが、クラッシュの根本的な原因をきちんと説明していた。

CCP はノードをリマップしようとしていた(*3)。 そして、えーと、台無しにしてしまった。彼らは重大なミスをしでかしたというだけでなく、Asakai 会戦以来最大のPRのチャンスもダメにしてしまった。Radial メニューのせいで EVE Online を試そうとしない人々も、インターネット上でこのような大規模戦闘を見たり、聞いたりすると、EVE を試してみようと思うものだ。もちろん、CCP はわざとノードをクラッシュさせたわけではない。CCP には自ら墓穴を掘るような癖はない。(それに、これはよく知られていることだけど、CCP は CFC に利益があるときにだけサーバーをクラッシュさせるんだ。このケースでは、TEST の方に利益があった。これは明らかにミスだ。)

被害妄想というのはこっけいだよね。僕は今回の件が CCP の不正行為だなんて、これっぽっちも疑っちゃいない。彼らは単に、サーバーの状況を改善しようとしていただけだ。そして、意図せず台無しにしてしまった。まぁ、僕自身、被害妄想にかられて CCP Dolan がサーバーを落としているコラ画像を作ろうとしてたんだけど。(ところで、’Michael BoltonIII’ で画像をググっちゃだめだよ。いくつかの本当にひどい、CCP Dolan の画像があるんだ。これとか[職場での閲覧注意](*4)。じゃあ、なぜリンクを張っているかって? うん、僕が受けた痛みをみんなと分かちあおうと思ってね。)

CCP がすべての情報を公開するよりも前に、CCP に対する怒りが沸き起こっていた。Darius Johnson(*5) によるいくつかのコメントはとても興味深かった。彼は以前 CCP のシニアエンジニア(*6)だったので、彼には CCP 内部に関する多少の知識がある。

こんなこと、ミスでは起こり得ない。そうだろ?
これは、ミスクリックとかそんなことで起きるようなことじゃない。

そして、The Mittani(*7) の coalition へのブロードキャスト:

みんな、聞いてくれ。ノードのホットリマップ(*8)が戦闘下にある TEST を助けたのはこれで2度目だ。TEST の連中は、ログインしてこないように指示された。つまり、彼らは cap フリートを失うこと無く逃げおおせたということだ。僕らは歯ぎしりをしてそれを見守るしかない。今のところは、実際に何が起こったのか分かるまで、フリートで待機していてくれ。

言うまでもないことだけど、僕はひどく気分を害している。それでも、現在の僕らの状況を整理しておこうと思う。僕らは 300 以上の BS、30 以上の Carrier を仕留めた。この戦闘は Asakai 会戦よりも大きな戦闘だった。そして、CCP はそれを…止めてしまった。

*** This was a broadcast from the_mittani to all-all at 2013-07-04 22:55:06.751276 EVE, replies are not monitored ***

Montolio(*9) ですら気分を害していた。(今回の件が TEST 側の利益になったにも関わらず)

これはとんでもない失態だよ、CCP。僕らの側に利益があったかどうかは関係ない。君たちはこの戦争の間中このような失態を続けていて、戦争の成り行きをめちゃくちゃにしているんだ。

その後まもなく、CCP は何がうまく行かなかったのか、説明をフォーラムにポストした。

まず最初に現在の状況と実際に何が起きているのかについてご説明させていただきます。

Fountain 大戦に関与しているおよそ 2200 名以上のパイロットによる艦隊戦のため、Z9PP-H には非常に高い負荷がかかりました。このため、Z9PP-H の処理を担当しているノードは Z9PP-H の処理に専念させ、このノードからZ9PP-H 以外のソーラーシステムの処理を他のノードにリマップし、Z9PP-H の負荷を軽減させるという決断をしました。私たちはその後に、ノードの処理能力自体を増強するつもりでした。なぜなら、このような戦闘は生き物であり、いつどこで起きるか予想できないからです。私たちはその時の状況を慎重に評価し、まさに今がリマップを実行し、”Asakai 2.0″ に備える時だと判断しました。

この判断は 22:14 UTC に実行されました。しかしながら、コミュニケーションミスにより、Z9PP-H を含むすべてのソーラーシステムがこのノードから移動させられてしまいました。これにより、Z9PP-H での艦隊戦に参加していたすべてのパイロット達が Tranquility から切断されてしまったのです。

Z9PP-H はすぐさま復旧され、オンラインになり、アクセス可能な状態になりました。しかしながら、私たちは、艦隊戦に参加していた膨大な数のパイロット達の切断は、パイロットが切断後にログインしないことによって窮地から脱出できた船がある、または切断時の予期できない事態のために沈んでしまった船がある、ということを意味するのだと気づきました。

このエラーに遭遇したパイロットの皆様へ心よりお詫び申し上げます。また、私たちは現在このような状況に遭遇した際の対処方法を定めたポリシーのレビューを行なっています。このような事態が二度と発生しないようにするために。

人生ってこんなもんだよ。イベントはとても残念な結果になった。これに関しては、くよくよ考えたって仕方がない。CCP が、2度とこんなことが起きないように、きちんとしたプロセスを定義すること以外にはね。彼らは、あの時間に Z9PP にいたすべてのプレイヤーをがっかりさせ、同様に自分たち自身をもがっかりさせた。この件は、CCP にとって相応の恥として歴史に残ると思う。

Fountain 大戦はこれからも続く。今日はとてもよい一日になるはずだった。TEST はすでに 300 の Battleship、30 の Carrier を失っていた。彼らは、他に 70 隻以上の Carrier を戦場に持ち込んでいて、それらを落とされる可能性はとても高かった。もっとたくさんの Battleship を失う可能性も高かった。大量の TEST パイロット達が殺されるところだった。もし彼らがそのような壊滅的な損失を補填するだけのISKを持っていたとしても、そんなに大量の船を再度用意し、パイロットを前線に再度送り込むなんてできただろうか? すごく難しいだろう。100 の Carrier を急に用意する? まず無理だ。400 以上の Battleship を用意する? 大変な作業だよね。TEST の短期的な Fountain 防衛能力は深刻なダメージを受けるかもしれなかったんだ。

この戦闘のすべてが失われたわけじゃない。僕は Z9PP に向かう途中でちょっとした killmail を手にした。大規模戦闘の機会は逃しちゃったけど、バラ色の未来が待ってるさ。

- Poetic Stanziel


訳注

  • *1 おそらく Time Dilaton (時間の遅れ)の意味だと思います。

  • *2 あらかじめ大規模な戦闘が起きることがわかっている場合は、CCP にサーバー処理能力の増強を依頼できると、何かで読んだ記憶があります。それのことを指していると思われます。

  • *3 ゲームサーバーのアーキテクチャを知らないので、正確なことは言えませんが、既存のサーバーの処理能力の配分を変更する(余裕のあるサーバーを忙しい処理に割り当てる)、という意味になると思います。ノード = サーバーと考えていただいて差し支えないと思います。

  • *4 えーと、まぁ、そのまま訳しましたが、このリンクは本当にクリックしないことをオススメします…。

  • *5 Goons のパイロットのことだと思います。

  • *6 原文では “CCP Sreegs” となっています。この Sreegs という単語の意味が正直わかりませんでした。Sr は “シニア”かなとも思ったのですが、それにしてもその後の “eegs” の意味がわかりません。文脈から判断して、ここでは”シニアエンジニア”と訳してみました。間違っていたらすみません。

  • *7 Goons リーダー

  • *8 サーバーを停止せずに、稼働したままリマップすること。

  • *9 TEST の前リーダー

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