EVE史上最大の戦闘によりFountain大戦が終戦
Eve News 24 より – EVE史上最大の戦闘によりFountain大戦が終戦
By Wilhelm Arcturus | Jul 29th 2013 6:09PM
(原文はこちら)


The Ancient Gaming NoobWilhelm Arcturus が昨日のイベントについておそらく最も詳細に記載している。彼はそこにいた。これは彼によるバトルレポートだ。

えーと、僕らは勝った。EVE Online 史上最大の戦闘に勝利しだけでなく、Fountain 大戦にも勝利した。僕が勝利の晩餐を楽しむために外出している間、TEST はタオルを投げ、今では NOL への撤退で手一杯だ。僕らには依然としてやるべき作業が山積みで、気を緩めることはできないけど、とにかくみんな最高だ。よくやってくれた。

The Mittani, post-battle broadcast

 

準備

日曜日はとても長い日になった。
この戦闘は数日前から、両陣営にとって予期されていたもので、それに対する備えも十分な余裕をもって始めることができた。
土曜日の夕方、僕は戦闘に備えるための事前作業の一つを片付けるための任務に出た。jump bridge を落とし、6VDT-H に残っていた TEST の POS を落とすためだ。その後 GSOL(*1)、つまりストラクチャー関係をいつもケアしてくれている僕らのヒーローが、システムにある26のタワー(これはこのシステムに設置し得るすべてだ)を落とした。つまり、これから起こる戦闘を、TEST はフリートを立て直すために使える safe spot が無い状態で迎えることになるということだ。僕が思うに、TEST がこの事実に気がついたのは戦闘中だ。戦闘中、フリートの避難場所を探しているときになって初めて、どこにも駐車場が無いと気づいたんだ。

このタワーを落とす作業は、僕が眠っている間夜通し行われた。

日曜日の朝、僕は遅く起きた。作戦開始は僕の現地時間で 11:30 AM に設定されていた。僕は 9:00 ころにベッドから出て、シャワーを浴びた。着替えた後、”王道の朝食” (冷めたピザとコーク) を済ませ、フォームアップ開始の 90 分前にはコンピュータにログインし、いろいろなコミュニケーションチャネル(JabberやTS)にもログインした。

僕がゲームにログインした頃、ステージングシステムである4-EP にはすでに 1,300人ものパイロット達がいて、初期の bomber フリートが編成されシステムを離れてもなお、その数はどんどん増えていっていた。僕はゆっくりとステーションを後にし、ステージング用 POS 周辺に列をなしていた Megathron の群れに加わった。フォームアップが開始された頃、つまり作戦開始時間にはまだ45分ほどあったころ、ステージングシステム内に存在するパイロットの数は 2,000 になり、時間の遅延(TiDi)は 10% を超えていた。

6つの Baltec フリート(*2) が作られたが、あっという前に Megathoron で埋め尽くされていったため、 僕はやっとのことで Zagdul が FC を務める6番目のフリートに空きを見つけることができた。6つのフリートすべてが埋まり、すでにシステムへの負荷がどんどん高くなっているのが見て取れた。数字に関して奇妙だったのは、僕らのフリートには 257 名が参加していると表示されていたことだ。フリートの最大参加可能人数は 256 なのにもかかわらず。

TiDi の中、フリートがひとつまたひとつとブリッジを使ってステージングシステムを離れていった。僕らはフリート番号順にジャンプしたので、僕らのフリートは一番最後にステージングシステムを離れた。そうしている間にも、あふれたパイロット達のために、FC がもう一つ別のフリートを編成しようとしていた。
僕らにとって幸運なことに、6VDT-H までは jump bridge を一回使うだけで到達することができた。僕らが 4-EP から離れる頃には、4-EP の TiDi はどんどん小さくなり、6VDT-H にフリートが集まるにつれて TiDi が出始め、6VDT-H に僕らが到着したときに TiDi が跳ね上がった。
到着後、僕らは目標となるステーションに移動した。ちなみにこのステーションは、繰り返し使われているこの画像、つまり6つのフリートがステーションを orbit している画像、にあるステーションだ。


6VDT-Hステーションにて時を待つ

この画像は蟻の群れに例えられていたね。僕の好みは新しく自分たちのものになる巣に群がるハチかな。

あとは待つだけだった。僕らはいつものように遅れちゃったけど(なんといっても6つの Baltec フリートを移動させたからね)十分な時間的余裕をもってステーションに到着できた。ステーションの reinforce モードが終わり、今回の主目的であるステーション撃ちが始まるまで、まだ約1時間の時間的余裕があった。


カウントダウンされるタイマー

僕らはステーションを orbit しながら情報を待っていた。その間、Solo Drakban は ボイスチャット環境が大丈夫かどうかきっとやきもきしていたに違いない。過去に、この類の大規模作戦中、僕らのボイスチャットシステムが落ちてしまったことがあるんだ。負荷に対応するために、サーバーを再度構成し直さなければならず、それによってすべてのパイロット達は自分たちの Mumble の設定を変更しなければならなかった。最も条件がいい時でさえ、5人のうち4人だけがボイスチャットからくる命令が実際に聞こえるような状況だったため、ボイスチャットがらみのことは大きな問題になっていた。

よって、ボイスチャットの使用は必要最小限にとどめ、静かにしているように言われた。ボイスチャットシステム全体を僕らがダメにしてしまわないようにね。これは実際にうまくいった。少なくとも僕がいたチャンネルでは。これは驚くべきことだ。Goons とその仲間達にはおしゃべり好きがとても多く、やるべきことが残り少なくなると、みんな思いつくままにおしゃべりや議論を始めるんだ。長時間にわたり、僕らのチャンネルはまるで”おしゃべり禁止”チャンネルのようだった。FC の命令だけが聞こえてくるチャンネルさ。(その日の話題がめちゃくちゃばかばかしいものだった時には、こういったチャンネルはきっとありがたいだろうけどね。)

時々、TEST やその仲間たちの情報が入ってきて、彼らもフォームアップを行なっており、様々なところから 2,000 名ほどのパイロットをかき集めてきたことがわかった。ということは少なくとも SOLAR Fleet に大勝した、東部に出張っていた仲間たちが戻ってきていて、Northern Coalition, Nulli Secunda, Why So Serious に加え TEST と Tribal Band からなる部隊が、この一大ショーのために集結していたということだ。

Gevlon が TEST の視点から書いたレポートをポストしている。この記事は読む価値があるよ。
というわけで、タイマーがカウントダウンされている中、僕らはステーションの周りで orbit を続けていた。ある時点で、僕らの相応の数のパイロット達がサーバーから切断されてしまい、特定のチャットチャンネルを使って、再度フリートに招待してもらえるように頼まなければならなかった。これがまた驚くほどうまくいったんだ。僕がしなくちゃいけなかったことは、単に “x for Baltec 6″ とタイプするだけだった。僕は即座に適切なフリートに招待され、戻ることができた。

ようやく、その時が来た。ステーションの reinforce が終わった。僕らはステーションをロックし、撃った。そしてついに、TEST の連中が舞台にやってきた。戦闘の始まりだ。

戦闘

ローカルの数が増加し始め、ある時点までは存在しなかった TiDi も出始めた。3,600、3,800、3,900。そしてシステム内のパイロットの数は 4,000 を超えた。TEST の連中が、みんな一緒になってステーションにいた僕らのところにランディングしてきて、本格的な戦闘が始まった。


なんでそんな名前にしたんだ?(*3)

TiDi は戦闘の一要素だ。UI を含めたすべてが、サーバーの負荷を減らすために通常の 10% 程度の速さで推移していた。ある時点を過ぎると、TiDi ではサーバーの負荷軽減には不十分だった。そして、ラグが出始めた。UI は反応しなくなり、ターゲットロックの指示を出してから実際にロックが完了して撃てるようになるまでに長い時間待たなければならなくなり、武器の起動が頻繁に失敗したりという症状が出て、弾薬やスクリプトを変更するのを恐れるようになるんだ。それによって今きちんと動作しているものを台無しにしてしまうかもしれないからね。

この戦闘の終わりのころのある時点で、ローカルの数が 3,000 程度にまで減り、CCP のサーバーの処理が追いつき始めた。単に 10% の TiDi 状態に戻っただけなんだけど、とても解放的な気分だった。単純なこと、つまり武器を起動したらきちんとそれが作動する、ターゲットロックの指示を出したら、あとどれくらいの時間でロックが完了するのかきちんと表示される(*4)といった当たり前のことが、新鮮な空気を吸うように快適に感じられた。通常時の 10% のスピードで物事を進めるのは簡単な仕事だ。EVE クライアントがきちんと操作に反応してくれさえすればね。

さて、戦闘自体のことだけど、まず TEST が僕らのところにランディングしてきた。TEST のフリートは、普通では考えられないような混乱状態にあったようだ。まぁ、この類の大規模戦闘は起こりえるんだけど。時々、僕は2隻の NC. の Dominix の間を飛んでいたり、TEST の logi 部隊の中を通り抜けていたりしていた。あるときは、Nulli Secunda の logi Bantam(*5)が現れて、僕の周りを orbit していたりもした。

そうしている間にも、僕らは撃つ。ターゲットが指示され、僕らは(TiDiやラグに)苦闘しながら武器を起動する。最終的に、僕はどうにかこうにか 38 の killmail に載ることができた。その多くは、僕らの主要ターゲットだった Zealot と Legion だ。僕は戦闘の間中、何度も Overview の設定を変更しなければならなかった。最初に、僕はカプセルを Overview に表示されないようにした。戦場はカプセルだらけになり始めていたし、僕らは敵のカプセルを撃つな、という指示もされていたからね。わざわざ彼らに express サービスを提供しないで、歩いて家まで帰ってもらおう、というわけさ。次に、指示されたターゲットを正確にロックするために、特定の艦種だけが Overview に表示されるように変更した。とにかく、ブロードキャストが画面に表示されるまでにものすごく長い時間がかかっていたんだ。僕は戦闘の間中ずっとこのような Overview の設定変更をしていた。僕が普段使っている設定は、この類の大規模戦闘では役に立たなかったから。

この戦闘のピーク時、システムの動作が極端に遅かったので、ボイスチャットで情報の断片だけを教えられ、詳細な情報は The Mittani.com のライブアップデートレポートを読むように言われた。そして、レポートに沿った実際のアクションがゲーム内で起こるという状態だった。

一つの例が、TEST とその仲間たちが撤退を決めた時だ。彼らは B17 ゲート周辺に集まっていた。その後、彼らは気を変えて栄誉ある死でこの戦闘を終えることを決意し、僕らに突撃してきた。この時までに、僕らはさらに2つの Baltec フリートによる増援部隊を配備し、carrier によってサポートされた大規模 dreadnought フリートも用意済みだった。

The Mittani.com にこの戦闘の詳細がポストされている。
もっとたくさんの情報が出てきたら、そこにリンクを張ろうと思う。この戦闘の参加者は膨大な数にのぼる。The Battle Doctor Report の処理がようやく追いついたので、この情報が正確だと思う。合計で 5,095 のパイロット達がこの戦闘に参加し、1,500 の船が落とされ、 たくさんのカプセルも破壊された。


CFC によるキルが青 – TEST によるキルが赤

この戦闘は、TiDi が緩和され始めるまで激しく続いた。僕は、妻をディナーに連れて行く時間になるまで、約8時間ログインしていた。たくさんのパイロット達が来て、去っていった。Dotlan によるシステムのステータス(ship/pod のキル数)は際立っていた。


6時間以上に及んだ戦闘

以下のグラフは The Battle Doctor Report に比べてどれくらい正確かわからない。まだ完全に処理が追いついていないのかもしれない。6VDT-H システムのグラフには突出している部分が見える。


突出したグラフ

僕は最後まで参加していたわけじゃない。一日中コンピュータの前に座っていた後、家族をディナーに連れて行った。でも、僕がログアウトする前には、後片付けを始めていた。システム内のパイロットの数は 2,000 にまで下がり、TiDi はなくなっていた。

結果

この戦闘とFountain 大戦は CFC の勝利で終わった。僕がディナーから返ってくる前に、TEST が Delve に撤退するという情報が入ってきていた。

戦争は終わった。先週のうちに、2回めのプロパガンダをポストしておいてよかったよ。これから膨大な量の後始末作業が待っている。キルが欲しい、ある程度の数のグループは引き続きゲートキャンプでもするだろう。でも、それは大規模艦隊に対峙するようなものじゃない。僕らは、休息を取るために普通の nullsec 生活に戻る。10人程度のフリートでゲートキャンプしたり、ゲート間にバブルを張って、通過するパイロットを落としたりしながらね。

この戦闘に参加していた際に、僕は SOLAR Fleet のメンバーによって、愚かで恥ずかしい落とされ方をしてしまった。本当に恥ずかしい…でもみんな僕のところに来てくれると思ったんだよ。それは、僕が tackler を連れてくることを怠った何隻かの NC. の Zealot から逃げて Sun にワープした時だ。死の瞬間が訪れた時、僕はキーボードの前にいなかった。そして、当然の結果として死んだ。これも EVE だ
少なくとも、僕は Z9PP-H の戦闘で問題を抱えていた呪われた Megathron を片付けることができ、保険金を手に入れた。

僕らは戦闘後の作戦中に Titan を失ったけど、僕の気分はそんなに悪くない。

この戦闘についての考察がこれからたくさん出てくるだろう。これは CFC のみならず CCP の勝利でもあったと思う。CCP は Z9PP-H の記憶がまだ覚めていない中、どうにか一日中サーバーを稼働させ続けたんだからね。

この戦闘についての話題は、EVE 関連のサイトから MMO 関連のサイトへ(びっくりするくらい簡潔に触れられていてパーティに便乗しそこねてる)、それからゲーム関連サイト、主要ニュースサイトへと拡散している。
なんか、BBC は EVE Online にぞっこんのようだね。今は夏でニュースの伝わり方が遅い時期だけど、いろいろなところで紹介されている。様々なところでね:

この戦闘に関する様々な観点からの反応やコメントがブログ界隈でしばらくの間やりとりされ続けるだろう。

まだ Fountain でやるべきこともある。CFC は月資源のために Fountain を奪った。この月資源は CFC とくに Goons に対してちょっかいを出す機会を伺っている連中の格好のターゲットになり得る。これを守るために、誰かが Fountain に移住しなきゃならない。きっと、この戦争への貢献に基づいて sov が各アライアンスに与えられ、sov マップが多少変化するんじゃないかな。

最後に、この戦闘が一般のメディアに取り上げられたことはとても素晴らしいことだったと思う。素晴らしいイベントがあった。記録が塗り替えられた。戦争の勝敗が決した。そして、僕はその場にいた。

予想外の展開: 僕らは実はステーションを奪ってはいない。単に、2回めの reinforce に入れただけだ。予定通りにね。でも、外部の人から見るとちょっと混乱したかもしれない。最終的にステーションを奪うのは、戦争に勝利した後の”今後やらなければならないこと”のうちの一つだよ。

スクリーンショット

いつも通り、僕は戦闘中にいくつかスクリーンショットを撮った。これらの画像は僕のブログにポストしてあるので、見てみて欲しい。

- Wilhelm Arcturus


訳注

  • *1 GoonSwarm Offensive Logistics の略と思われます。
  • *2 CFC の Megathron を中心としたドクトリン。なぜ Baltec というのかですが、Baltec はキャラの名前で、どんなフリートにも Megathron で参加していたそうです。そこから名付けられたとか。参考: http://eve-search.com/thread/257696-1
  • *3 スクリーンショットに写っている船の名前 “Mitten is a furry. ” のことを言っています。Mitten は The Mittani のニックネームなので、直訳すると “The Mittani は恐ろしいヤツだ。” という感じでしょうか。Metten をニックネームではなく、そのまま訳すと “ミトン” なので、”ミトンは毛皮のようだ”という感じにも訳せますが(The Mittani のニックネームにもじって洒落をきかせた感じでしょうか?)、どちらの意図なのかはわかりません。
  • *4 ロックが完了するまでターゲット上に表示される円状のカーソルのことです。
  • *5 N3 の Goku フリート(stealth bomber を中心としたフリート)では、ロジスティクス役に Bantam を使っています。
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2 Responses to “EVE史上最大の戦闘によりFountain大戦が終戦”

  1. Your Name, 返信

    予想通り、というかほぼ予定通りにFountainWarはCFCの勝利に終わりましたね
    なんだかんだ言ってもやっぱり彼らは強い…またこういう大きなイベントに参加したいものです

    • agurina
      agurina, 返信

      残念ですが、Fountain が CFC の手中に落ちてしまいました。今回は CTA の時間になかなか合わせることができず、ほとんど大規模戦に参加できなかったので消化不良気味です。
      ぜひまたこのような戦争に参加してみたいものです。

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