嵐の前の静けさ

Eve News 24 より – SERAPH IX BASARAB: 嵐の前の静けさ
By Seraph IX Basarab | Oct 1st 2013 9:38PM
(原文は こちら)

まず第一に、知らない人達のために言っておこう。Curse こそが今いるべき場所だ。G-0Doril といった場所にたくさんの主要なアライアンス達が向かっている。 Curse には、TEST とその味方達がそこに移動したものや、雌雄を決するために集まってきた N3 や CFC の連中達がいる。この状況に対して、何らかの政治的な駆け引きが起きると思う。起こりえる事柄で最も重要なものを3つあげるならば、TEST の完全な崩壊、もしくは TEST が完全に N3 と同調する、もしくは TEST が再度 CFC に復帰する、だ。僕はそんな事が起こるなんて信じちゃいないけど、確かなことなんて誰にもわからない。4番目のオプションは、TEST がしたたかな小規模集団になることだ。Fountain が落ちる間、僕は TEST の指導部に、nullsec の NPC リージョンに向かい、小規模な強い組織になることに注力するべきだと強く働きかけた。Reddit のような “フォーラムを基盤とする” 組織は、Goons も同じようにフォーラムを基盤とするわけだけど、間違いなく他の nullsec の組織よりも強固な結束力を持つはずだ。

彼らに今必要なものは FC だ。彼らが他の組織と同調するとしても、戦闘の間 TEST 以外の指導部に依存しきってしまうことは得策じゃない。彼らには自分たちの司令官と自分たちのドクトリンが必要だ。Frigate から始まり、Battleship までカバーするドクトリンを構築するんだ。Capital については忘れよう。そんなものは持っていないと考えるんだ。なぜなら、Capital は高価な損失で、それが TEST の敵にとってのプロパガンダとなり、自分たちの戦闘員の士気を下げる要因になるからだ。

西部から Curse への、TEST の大移動をやり遂げた Boodabooda に敬意を表する。物事が悪い方向に行くときは、みんながリーダーの地位にいるものを批判する。リーダーの地位を放棄して、誰かがその地位に取って代わるのをただ待つのではなく、SkierX にリーダーの地位を引き継いだのも賢明な選択だった。Booda は TEST が “約束の地” へと到達するのを見ることはないかもしれない(とりあえずリーダーとしてはね)けど、彼は間違いなく最も重要な仕事の一つをやってのけたんだ。相当数のメンバーを TEST にとどまらせ、メンバー達を、彼らがアライアンスの一員として自分自身を成長させられることができる、適切な地位に配置した。CFC は TEST に対してベストを尽くした。Fountain に至るまでは、TEST の連中が自分たちだけで歩き続けることさえできなかった。彼らは生まれて初めて自分たち自身で泳ぎ方を学んでいる最中ではあるが、ふさわしいリーダーのもと、CFC の nullsec を支配するという試みに対して、おそらく対抗可能な唯一の組織として立ち上がるところを、今後見ることができるかもしれない。

次に必要なものは他の組織に対抗可能な優れた外交手腕だ。この問題について考えてみよう。TEST には味方が少ない。Curse のすぐとなりには NulliAgainst ALL Authorities といった、TEST を嫌うに十分な理由がある連中がいる。今や状況は変わった。TEST は SOV を持っておらず、AAA と Nulli は持っている。これにより、高度な外交手腕を駆使すればどんなことでも可能だ。Goons の歴史を紐解いてみるのが賢いかもしれない。Goons が端っこの方に追いやられた時、彼らは Red Alliane と同調し、”Red Swarm” を立ち上げた。同じように、TEST も自分たちの基盤ができるまでの間、憎まれているけど強固な、自分たちが同調できるロシアの組織を見つけることができるかもしれない。
TEST のメンバー数、Reddit を起源としていること、執念深いロシア人の国民性、彼らに根ざすソビエトの教義といったものが合わされば、かなりの成功を収められるはずだ。

他のオプションは、FW をやっている Reddit の連中(*1)を引っ張ってくることだ。彼らは、どいういうわけか Fountain 戦争の間 CFC に同調していた。FW に身を置くため、彼らの指導部は、nullsec の政治と向き合うには明らかに経験不足だった。Goons はただ彼らの耳に心地いいことを囁くだけでよかった。CFC に同調すれば、彼らが nullsec でどんなことができるのか、ということをね。彼らはハリケーンの中の錆びた折りたたみ式の椅子みたいに簡単に折れてしまった。彼らにとって不幸なことに、彼らは単なるプロパガンダの道具でしかなかった。Goons は彼らを TEST の起源たる Reddit を揺さぶるために使ったんだ。彼らのプロパガンダのための道具であるという役割は、彼らを軍事的に使うよりもよっぽど効果があった。

でも重要な点は、TEST が文化的に成長することだ。Goons も元々は “僕らはダメな連中だけど、そんなことは気にしない。僕らは大量の船を投入して、そして死ぬ。それで何の問題もないよ。” という連中だった。でも、やがて彼らは成長を遂げた。彼らは今だにバカげたこともやるけど、時が来た時、そして本当に問題がある時、彼らは極めて有能だ。彼らには優秀な FC 達がおり、明確な目標に基づいた作戦行動を行う。TEST はもはや “ダメな連中のままでいいよ” と言ってはいられない。なぜなら、やがて、人々はそうすることに飽きてしまうから。TEST は大人になり、文化的に成長する必要がある。

さて、AAA に話を戻すと…彼らはすごくよくやった。本当に脱帽だ。彼らは SOV、味方、すべてを失った。彼らは Curse や Stain といったNPC リージョンへと後退した。彼らはたくさんのメンバーを失ったけど、コアメンバーは残り、味方をもう一度作り、組織を再構築し、そして以前に所有していた Catch の領土のかなりの部分を取り戻した。さらに、CVA/Providence Bloc との戦争を推し進めている。しかし、彼らはまだうぬぼれる訳にはいかない。彼らは今だに不安定な立場にいる。より大きなアライアンスから攻められ、以前の戦争よりももっとひどく士気をくじかれて、Stain に逆戻りすることになることもあり得る。彼らは、自分達の Coalition を防衛面でも組織化し、目標を設定する必要がある。彼らは自分自身を、西欧の連中を遠ざけること無く、”東ヨーロッパ連合” として定義する必要がある。ナショナリズムは、組織に人をとどまらせるとても強力な要素だ。

Solar はすごく可能性を秘めたアライアンスだ。残念なことに、たぶんたくさんのドラマがありすぎた。Gypsy Band との間に起きた問題、ロシア人の陰謀、抗争、とかとか。南部はきっといくつかの半民族主義的アライアンスが領土を分け合う状態のままになるだろう。すぐれた、民族主義に基づく一つの強力な Coalition を形成するのではなくね。ロシアの国章に描かれている双頭の鷲のように、本当ならその新しい Coalition が西部と東部ににらみをきかせるべきなんだ。Solar は CFC とやりあうことができるし、QueriousPeriod Basis を確保することさえできるかもしれない。その一方で AAA は N3 からの脅威を避けるための政治的外交を駆使することも可能だ。まぁ、こういったことはすべて彼らの決断次第だ。 NCdot のレンターアライアンス、Northern Associates も問題だ。彼らは南部に広大な領土を保持している。これらの領土は、Neo Stain Coalition(*2) にとってもレンタル用地として使うことが可能だ。けれども、僕の中にいる悲観主義者は、Solar と AAA はお互いに信用しないだろうし、DD と Stain Waggon Coalition の仲間たちは現状に満足するだろうし、南部は CFC と N3 にとってのバッファーとなるだけだろう、と言っている。

CFC の方はどうだろう? 彼らは nullsec のおよそ半分を手中にした。領土を拡大する時間はこれで終わりだ。これ以上領土を増やしたら自分自身の体重に耐えかねて潰れてしまいかねない。Fountain の一部を FA に譲渡した彼らの決断は、賞賛せざるを得ない。 FA の存在は、2つの点で役立っている。まず一点目、TEST をさんざん傷めつけたうえにさらなる屈辱を TEST に与えているし、TEST をおびきよせるえさの役割を果たしている。もし TEST が戻ってきたら、FA は CFC の中の憎まれ役として、強力なプロパガンダツールになる。その一方で、FA はこの新しい領土を保持するために懸命に戦うだろうし、それによって TEST をこれまで以上に苛つかせるだろう。

その一方で、FA が以前所有した領土が取り上げられたのがなぜなのかを考えずにはいられない。なんとも言えないが、もしかすると答えは、Goons は自分たちにとって活用に値する程度に能力のある、かつ自分達に対して忠実である “対等のパートナー” のみを残すつもりだ、ということなのかもしれない。TEST は Goons の覇権にとって恐るべき脅威だった…少なくとも、TEST の仲間たちが Fountain にはとどまらず、事実上負けることが確定している戦いをしているのだということに TEST が気づくまでは。それはともかくとして、僕らの耳には、CFC が N3 の領土を攻めるという噂が入っている。

CFC の侵攻は北部から始まる可能性がある。PL にとっての情勢しだいで、戦闘は PL のレンターシステム内か NCdot の領土で起こりえる。もし戦闘が CFC の思うように行かなければ、Vale of the Silent にある 彼らのレンターシステムが戦場になることもあり得る。もう一つのオプションは、南部からの進軍だ。Solar に Period Basis を渡して味方につけ、Neo Stain Waggon/AAA には NCdot のレンターシステムを渡すことを条件に味方につける。基本的な考え方は、CFC の領土を増やすのではなく、CFC の覇権への脅威となりうる者達が決して十分な強さを持たないようにすることだ。

最後に、N3 の動きもフォローしておく価値がある。彼らは、Catch で AAA/DD の T3 フリートを沈める一方で、Razor の資産にもちょっかいを出している。政治的には、南部のロシア人達と同盟を組むのが賢いのかもしれない。CFC が彼らを使おうとする前に。どんな連中だって買収することは可能だ。

“Northern ArmyDOT” の体制について発表があった。このコンセプトについて、僕はかなり懐疑的な記事(*3)を書いた。一部の人達が腹を立てて、僕は何もわかっちゃいないと主張した。あれはフィーダーアライアンス(*4)だよと。僕はコンセプトを理解しているし、別に難しいコンセプトじゃない。僕は単にそれがひどいアイディアだと思っているだけだ。これと似たようなケースがThe InitiativeDot のフィーダーアライアンスである、Init Mercs だ。Init Mercs は、彼らにとってうまく行っているんだろうか? 誰か、先月の Catch における戦闘で何か気づいた? 他の例は、PL と彼らの戯言だね。まぁ、PL は PL だ。PL に加盟するためには Capital 艦が必要という彼らのスタンダードに関しては彼らの好きにすればいいし、彼らの有用性は NCdot のそれとは同じじゃない。フィーダーアライアンスのもっとも有効な点は、それが戦場に送ることができるたくさんのプレイヤーを提供してくれることだ。もし、そのアライアンスが最終的に負けたとしても、”まぁ、それは本当の NCdot じゃないからね…それは単なる NCdot のフィーダーコープでしかないから。あんなフリートは元々必要なかったんだ。” と言うことができる。プロパガンダ用途以上のことなんてありはしない。兄弟/フィーダーコープを作って、それを維持するために必要な作業をするなんてことはせずに、Northern Army にいるコープを NCdot に加えればいいんだ。それで、それらのコープが NCdot に残る価値があることを示せるかどうか見てみればいい。でも僕が思うに、Northern Army. の設立には、キルボードの数値を高く保つ目的があるんじゃないかな。それがとても重要なことなんだろう。SOV を失った場合でも、キルボードを自慢することができる。別にふざけているつもりはないよ。キルボードは効果的なプロパガンダツールだからね。

さて、これですべてについて議論したかな。来る冬に対する準備は万全だね。(cue meme pics)(*5)

- Seraph IX Basaram.


訳注

  1. 原文でも具体的な組織名が出ていませんが、Fweddit のことを指していると思われます。
  2. Neo Stain Wagon が Stain Waggon Coalition のことを指しているのか、この記者が仮定の話として書いているロシア人を主体とした新しい Coalition のことを指しているのか今ひとつつかめませんでした。文脈から、後者ではないかとは思います。
  3. この記事のことを指していると思われます。
  4. 原文では feeder alliance です。支部的なアライアンス、分家的なアライアンスというニュアンスだと思いますが、適当な日本語が思いつかなかったのでそのままカタカナ表記にしました。
  5. ここ (cue meme pics) のどう訳しせばいいかわからなかったので、原文のまま載せています。
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