KIRITH KODACHI: IT WAS ONLY A MATTER OF TIME
Eve News 24 より – KIRITH KODACHI: IT WAS ONLY A MATTER OF TIME
By Kirith Kodachi | Jan 28th 2014 3:51PM
(原文はこちら)

最近の出来事に興味がない人のために。ここにある昨日の戦闘の要約はとてもよくまとまっていて、正確だと言える。以下がその内容だ。

B-R は今回の戦争において、PL/N3 のステージングシステムとして使われてきた。N3/PL 陣営の Nulli Secunda (S2N) は、このシステムの SOV の維持に失敗したことに気づいた。その後、CFC を味方につけているロシア人アライアンスにも気づかれ、戦闘が始まった。RUS は最初にフリートをシステムに送り込んでステーションを包囲し、N3/PL 陣営がステーションへアクセスできないようにした。それから、S2N の TCU (Territorial Control Unit) (*1) を破壊する一方で、自分たちの TCU を設置し、SOV を奪おうと試みた。

EVE で起こりがちなように、この争いはすぐに大規模なものになった。N3/PL は全軍を出動させ、システム内にいる RUS フリートを撃破して SOV を取り戻すことで早期に戦闘を終わらせようとした。彼らがプランを完了する前に、CFC のフリートが到着し、全面衝突が始まった。

殴り合いが何時間も続き、Titan だけでなく、Supercarrier, Dreadnought, Carrier が増援部隊として多数投入された。

何時間にも及ぶ戦闘の後、両陣営の損失の差は、N3/PL 陣営にとって挽回することが難いほどのものになり、一時は 1:1 だった Titan の損失は、CFC が自分たちの損害を最小限にしつつその巨大な艦を撃ち続けたことによって、CFC に有利な状況に傾いていった。

ついに TCU がオンラインになり、この記事を今書いている間に、N3/PL 陣営に撤退が指示された。CFC とその味方達は引き続き、残った N3/PL フリートを追撃し、撃破していっている。

以前にも見られたように、EVE の戦闘による損失はリアルマネーに換算することが可能だ。今回の戦闘による損失は数 Trillion ISK にのぼることから、未確認ながら PL/N3 陣営の 60隻以上の Titan の損失、CFC 陣営の 30 隻以上の TItan の損失、その他数多くの艦の損失を含め、約 $300,000 に相当する。これまでの最大の紛争 (Uemon) では、12 隻の Titan が沈み、1 Trillion ISK の損失が出た。それと比較し、今回の戦闘は、双方の損害額、沈められた Titan の数の観点から EVE 史上最大の戦闘となった。

CFC は今回の BR-5RB 戦において勝利を収めた。しかし、当分の間戦争は激しさを増すだろう。

今回の戦闘はパーフェクトストーム(*2)となる要素がそろっていた。

最初に、突発的な戦闘であること。過去に起きた EVE 史上最大の戦闘が(少くとも一方の陣営にとっては)突発的な出来事をきっかけにして起きたことは偶然じゃない。6VDT-H (*3) のような戦闘ではなく、Asakai のような戦闘がそれだ。

2つ目、力が拮抗した 2つの巨大な Coalition が存在していること。プレイヤーの数だけでなく、投入可能な Supercapital の数の上でも。Supercapital の数で上回っているような相手に対しては誰も Supercapital を投入したりしない。

3つ目、極めて豊かな組織であること。パイロットの数だけでなく、所属パイロットの多くが、Supercapital を購入するだけの資金力を持ちあわせており、かつ Supercapital を失うことを恐れない。どうやって組織/パイロット達が資金を調達するのかは問題じゃない。共産主義、資本主義どちらでもいい。ただ、ISK が必要なんだ。

4つ目、サーバーが負荷をさばくことができ、戦闘の規模が大きくなる前にクラッシュしたりしないこと。昨日の戦闘を実現した要因のうち、これが最大のサプライズで、どうやって成し遂げられたのかぜひ聞きたい。システムにいたパイロットの数が、サーバーの処理能力を超えなかった? もしそうなら、それはなぜ? Drone 艦フリートが使われなかった? Subcapital フリートのパイロット達は待機しているように言われた? CCP が何かこれまでと違うことをした? もし週末だったとしたら、昨日のような戦闘にならなかったと賭けてもいいよ。

いずれにしても、BR-5RB 戦のような戦闘は、null sec にいる巨大な Coalition が Supercapital 艦の配備数を増やし続け、さらにそれらを実戦に投じたいと願う限りは不可避だったんだ。最初のきっかけは偶然の産物だったけど、BR-5RB には他の要素、突発的な戦闘ということだけでなく、両陣営にとって賭けるべきものがそこにあった。Pandemic Legion 陣営にとっては、あのステーションには大量の Capital 艦が置かれていて、ステーションを包囲される前に脱出させることができなかったこと。CFC 陣営にとっては、ステーションにある PL/N3 の Capital 艦を封じ込め、長期戦において敵に深刻なダメージを与えるチャンスだったこと。

結局、この戦闘は 2014 年の、最も刺激的な出来事の一つとして記憶されることになるだろう。そして、僕自身 TiDi 下の戦闘を強いられなくて済み、嬉しく思う一方で、その場にいなかったことが残念でもある。これから週末にかけて、この大規模な戦闘の分析や最終的な結果を見ることになるだろう。

- Kirith Kodachi


訳注

  1. 原文のままですが、正確には “Territorial Claim Unit” だと思います。
  2. 複数の厄災が同時に起こり、破滅的な事態に至ること。詳細はこちら
  3. 2013年の春から夏にかけて起きた Fountain 戦争を終結させた戦闘で、当時過去最大の戦闘と呼ばれたものです。こちらに、当時の EN24 の記事を翻訳したものがあります。
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